人は首を切り落とされてからどのくらい意識を保てるのか?
1793年、フランス革命の指導者ジャン=ポール・マラーを暗殺したシャルロット・コルデーが断頭台で処刑されたとき、死刑執行人の弟子がその首を掲げ、頬に平手打ちをした。それを見た者の証言によれば、コルデーの顔は怒りで紅潮したという。
またイングランド王ヘンリー8世の2番目の王妃であるアン・ブーリンは、斬首された直後、何かを話そうとしたという逸話も伝わっている。
このように、人が首を切断された後に意識が残っていたらしき様子を伝える話はいくつかあるが、実際のところ、そのようなことはあるのだろうか?
近年、世界初となる人間の頭部移植の可能性について大きな関心が集まっている。仮にこれが実施されたとすれば、この疑問に対する決定的な答えが出ることだろう。
だが、今は脳の機能や死後の活動に関する研究から推測するより他にない。人は首を切り落とされてからどのくらい意識を保てるのだろう?
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Source: カラパイア