狼に学ぶ真のリーダーシップ。力ではなく愛情とやさしさで支えられている
オオカミは非常に社会性の高い動物で、基本的には家族単位で構成された「パック」と呼ばれる群れで行動している。群れの中には「アルファ」と呼ばれるリーダー的な役割を果たすオスとメスのつがいがいる。
誤解されていることが多いが「アルファ」は決して権力や力を誇示する存在ではない。常に群れ全体に気を配り、群れを守るために全力を尽くす。そこにあるのは強固な信頼関係と愛情だ。
この動画は狩りの最中、群れの仲間が遅れてしまった時のものだ。アルファは立ち止まり、群れの仲間に、遠吠えで居場所を知らせる。
その声を聞きつけた群れの仲間たちはアルファに駆け寄ってきた。
アルファは1匹ずつ全員に顔をすりよせ、尻尾を振りながら皆無事でいたことを心から喜んでいる様子を全身で表現している。
▼あわせて読みたい
・オオカミの驚くべき能力が明らかに!何を言わずとも仲間の要求を理解し共同作業を行う
・餌が得られなかった時は空腹の子供たちを悲しませないよう、おもちゃを持ち帰るオオカミたち
・オオカミも、犬と同じように親しい人間の声を認識することができる
・2匹の犬がオオカミの群れに遭遇。挨拶しようと近づいていくと、その後どうなる!?
・子供の童話では悪役とされるオオカミだが、実際は地球上に存在する価値のある大切な仲間である
Source: カラパイア