シン・エルニーニョ。南半球で新たなタイプのエルニーニョ現象が発見される
南半球で、新たなエルニーニョ現象が発見された。エルニーニョ現象は、赤道付近の熱帯太平洋で起きる風と海流が乱れる予測不能な変動のことで、太平洋のみならず、地球全体の気候を大きく左右する。
新たに発見された新エルニーニョ現象の気象パターンは「南半球周極波数-4パターン(Southern Hemisphere Circumpolar Wavenumber-4 Pattern/SST-W4)」と名付けられた。
SST-W4もまたオーストラリアとニュージーランド付近のかなり狭い地域で起きたことが、連鎖反応のように広がり、南半球全体に影響が及ぶ。
英国レディング大学の気象学者バラジ・セナパティ氏は、「地球の気候変動の新しい起爆スイッチを見つけたようなもの」と語っている。
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Source: カラパイア