宇宙の”時の番人”パルサーを利用し、暗黒物質の可能性がある物体を検出
地球には原子時計が、そして宇宙には「パルサー」がある。米国の天文学者はこの宇宙の”時の番人”を利用して、「暗黒物質(ダークマター)」らしき質量をもつ物体を検出することに成功した。
パルサーとは、高速で回転しながら電波パルスを放つ中性子星のことだ。こうした特徴ゆえに、海を一定間隔で照らす灯台のように、ここ地球を定期的に照らしている。
その周期はマイクロ秒レベルのきわめて正確なもので、それゆえに宇宙の”時の番人”に喩えられる。
そしてこの時の番人すら狂わせる何らかの存在は、天の川銀河にある決して目に見えない謎めいた物質の存在を伝えているのかもしれない。
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Source: カラパイア