超大質量ブラックホールは守護神でもあった。銀河の寿命を延ばしているとする新研究
超大質量ブラックホールはまるで「心臓と肺」のように機能して、銀河の老化を遅らせ、寿命を延ばしているという新たな研究結果が報告された。
現代宇宙論の大きな謎のひとつに「銀河はなぜ予測よりも小さいのか?」というものがある。
英国ケント大学の研究チームによると、その理由は巨大なブラックホールによる壮大な呼吸により、銀河が吸収するガスが制限されるからだという。
そのおかげで銀河は制御不能なまでに成長せずにすみ、老化が遅くなる。さもなければ、現在の宇宙は死んだ星々で満ちたゾンビ銀河だらけだったと考えられるそうだ。
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Source: カラパイア