深海の底で酸素の発生を確認、金属の塊が「暗黒酸素」を作り出していた
太陽の光がまったく届かない深海の海底で、謎めいた「暗黒酸素」の存在が明らかになった。
地球上の酸素は、主に生物が日光で光合成をすることによってもたらされる。では暗闇に包まれた深海の酸素は、一体どこからやってくるのか?
その発生源は、深海底にある岩のような「多金属団塊(マンガン団塊)」だ。それが天然の電池として働き、海水を分解することで酸素を作り出していたのだ。
この発見はこうした海底の資源が深海生物の呼吸を支えている可能性を示しているという。
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Source: カラパイア