1200万年前の新種の類人猿の化石を発見。中新世のヨーロッパでは2種の古代類人猿が共存していた
ドイツ南部にある粘土採掘場で、これまで知られていなかった1200万年前の類人猿の化石が発見されたそうだ。
「ブロニウス・マンフレドシュミディ(Buronius manfredschmidi)」と命名されたこの種は小さく、自分よりも2倍以上も体が大きな類人猿と同じ場所で暮らしていたことになる。
ヨーロッパの化石類人猿(すでに絶滅した太古の類人猿)でこのような共生関係が確認されたのは、今回が初めてのことだ。
化石からは、彼らが互いに同じ場所で暮らしながらも、うまく棲み分けし、争いを避けるための進化を遂げていたことが明らかになっている。
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Source: カラパイア