大陸形成に関する新説、「クラトン」は30億年前に風化によって作られたと提唱する科学者
地球の大陸を支えてきた古代の構造「クラトン」は、安定した状態でいきなり海上に姿を現したわけではなく、岩石の風化ではじまる一連のプロセスよって30億年前に形作られたようだ。
「クラトン」(安定陸塊や剛塊とも)とは、大陸地殻のうちカンブリア紀より前に安定した古い部分のことだ。大陸で一番古い基盤であり、何十億年もの間、大陸を安定させてきた。
『Nature』(2024年5月8日付)で発表されたクラトンの形成に関する新説は、従来の説を覆すもので、惑星の進化や生命が誕生する条件を理解するうえで大切な示唆に富んでいる。
https://static.mincure.com/karapaia/js/sp-articlepage.js
続きを読む
Source: カラパイア