朽ちかけた桜「スタンピー」惜しまれながら最後に満開の花を咲かせる。防波堤工事で伐採予定
「スタンピー」の愛称を持つ枯れかけの桜がアメリカの首都、ワシントンのボトマック川沿いにある。地面は水にさらされ幹も朽ちかけているのに、それでも春になると残された枝に美しい花を咲かせる姿が多くの人に愛されてきた。
ポトマック川周辺に植えられている桜は、明治時代、1912年に日米親善の証として日本から贈られたものだ。
だがアメリカに春の到来を告げてきた桜たちは、気候変動による水面上昇を防ぐための防波堤修復工事のために、2024年5月以降150本以上が伐採される。老木スタンピーもそのうちの1本だ。
今、スタンピーとの別れを惜しむ人々が、最後の満開の姿を写真に収めるため、大勢やってきている。
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Source: カラパイア