火星の赤道地下に今も大量の氷があることが判明
赤い惑星、火星は不毛の地であるように見えるが、地下には今もなお豊富な水が存在するようだ。
欧州宇宙機関「ESA」の火星探査機「マーズ・エクスプレス」の新しいデータを分析したところ、赤道の地下に最大で厚さ最大3.7kmにも及ぶ「氷」があることがわかったそうだ。もちろんそれは水が凍ったものだ。
膨大な水の氷が見つかったのは、「メデューサエ溝状層(Medusae Fossae Formation)」という赤道にそって5000kmにも横たわる巨大な地層だ。
そこに埋もれている水の量は、地球の紅海に匹敵する膨大なもの。ちなみに紅海は琵琶湖の8470倍の体積を持つ。もしそれが全て溶けてしまえば、火星を1.5~2.7mの浅い海で覆うほどのものだという。
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Source: カラパイア