陸地を歩く魚「プレコ」の独特な歩行スタイル「レフリング」
基本的には水の中で暮らす魚だが、中には陸地を歩ける魚も存在する。南米に生息するロリカリア科のナマズ「プレコ」は水を求めて砂漠を歩くことができる。歩くというか這いまわるというか、ピチピチと前進するのだ。
体を左右にくねらせ、砂の上を匍匐(ほふく)前進するその移動法はオリジナリティに溢れており、その特殊さゆえに、研究者が「レフリング」という専用の用語を考案したほどだ。
ナマズでありながら砂の上を這いまわる理由の1つは、砂漠の孤立した水場からエサがなくなってしまうからと考えられる。彼らは座して死を待つことはなく、命の危険を冒してでも水から飛び出し新天地を求めるのだ。
https://static.mincure.com/karapaia/js/sp-articlepage.js
続きを読む
Source: カラパイア