5億1800万年前を生きた世界最古の巨大な海洋捕食動物が発見される
カンブリア紀初期に生きていたティモレベスティアは食物連鎖の頂点にいた / Image credit: @BobNichollsArt
グリーンランド北部にあるカンブリア紀初期の地層で、世界最古の巨大な海洋捕食動物が発見されたそうだ。
5億1800万年前の地層で発見されたのはこれまでに知られていない新属新種の捕食動物で、「毛顎動物(もうがくどうぶつ)」や「ヤムシ」と知られるグループの仲間だという。
当時の海の支配者として、生態系の頂点に君臨していた可能性があるそうだ。
それゆえに名付けられた名称が、「Timorebestia koprii(ティモレベスティア・コプリイ)」。ラテン語で「恐怖の獣」を意味する。
その名に相応しく、その腹からは当時、ティモレベスティアの餌食となった生物の残骸まで発見されている。
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Source: カラパイア