カナダの氷の中に閉じ込められた7000年前の先住民族の古代遺物が複数発見される
カナダ北部は、過酷な気候と氷に閉ざされた風景でよく知られている。しかしここ数年、カナダのマウント・エジザ州立公園では前例がないほど氷が溶けだし、そこから数千年以上眠っていた新たな遺物が姿を現した。
9つある氷床から全部で56点の遺物が見つかった。それらの遺物は約7000年前のもので、この地方に住んでいたカナダの先住民、タールタン族の暮らしに必要な道具や持ち物と推測されている。
ブリティッシュコロンビア州にある火山、エジザ山は何千年もの間、タールタン族にとって大切な狩猟の場だった。
このたびの発見により、紀元前5000年頃にここに住んでいた人たちがどのような暮らしをしていたかを知ることができる。
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Source: カラパイア