海に新薬が眠っているかもしれない。海水を「嗅ぐ」装置で未知の分子構造を発見
海水にはそこで暮らす生物の”ダシ”が溶け込んでいる。フランスの研究者たちは、化粧落としパッドのようなもので、そのダシを”嗅い”でくれる装置を開発したそうだ。
ちなみにここでのダシとは、うまみ成分たっぷりのアレのことではなく、海洋生物が絶え間なく放出する目に見えない分子のことだ。
そうした分子を分析すれば、海の健康状態がわかるほか、新薬として利用できるものもあるかもしれない。
実際、アヴィニョン大学の研究チームは、その新開発の装置を地中海にある海底洞窟で試し、見たこともない分子構造を発見したそうだ。
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Source: カラパイア