他人の行動を観察する時、脳は実際に見えているものではなく、自分が期待しているものを見ようとする
何かをしている他人の姿を見たとき、それがごく予想通りのものなら、私たちの脳は目から入ってきた情報を無視するようになる。そんな奇妙な習性が明らかになったそうだ。
高度に社会的な生き物である私たちにとって、他人が何をどうやっているのか観察するのはとても大切なことだ。
だが『Cell Reports』(2023年年11月13日付)に掲載された研究によると、脳は目で見たものをそのまま見ているわけではないようだ。
日本の自治医科大学やオランダ神経科学研究所をはじめとするチームが明らかにしたのは、むしろ脳は頭の中でこうなると予測していることを見ているという意外な事実だ。
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Source: カラパイア