野生のオオカミの腸内細菌が飼い犬の胃腸疾患を改善させる可能性
オレゴン州立大学カスケード校の研究者たちが、野生のオオカミから見つかった腸内細菌が、飼い犬によく見られる衰弱性胃腸疾患を緩和するカギになる可能性を発見した。
『Applied Microbiology』誌に発表された論文では、宿主に健康上の利点を与える微生物「プロバイオティクス」の特徴をもつパエニバシラス属の新たな株について報告している。
犬にみられる炎症性腸疾患(慢性腸症)はこれまで決定的な治療法がなかったが、野生のオオカミから見つかった腸内微生物を利用すれば、症状を改善させることができるかもしれないという。
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Source: カラパイア