東アジア人はヨーロッパ人より多くネアンデルタール人のDNAを持っている。その理由が明らかに
現代の東アジア人は、ヨーロッパ人よりも多くのネアンデルタール人のDNAを持っていることはこれまでの研究で明らかになっていたが、その謎がついに解明されたそうだ。
『Science Advances』(2023年10月18日付)に掲載された研究によると、その理由は約1万年前に中東からヨーロッパに移住した農民たちに隠されていたという。
農民たちはホモ・サピエンスでほとんどネアンデルタール人の遺伝子を持っていなかった。そのため、ヨーロッパ人の体に残されていたネアンデルタール人の遺伝子が薄められたというのだ。
これが東アジア人とヨーロッパ人の遺伝子の違いをもたらしたという。
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Source: カラパイア