大人のADHDは考えられている以上に一般的であることが大規模研究で明らかに
近年その名前が認知されはじめた、発達障がいの一種であるADHD(注意欠陥・多動症)だが、子供を対象とした研究が多く、大人に関するものは少なかった。
今回、約2100万人分のデータを調べた最新の大規模研究によると、大人のADHDは想像以上に多く、一般的であることがわかったそうだ。
『Psychiatry Research』(2023年9月9日付)に掲載されたこの研究は、関連する57本の先行研究を調べたものだ。
その結果、大人のADHDは全体の3%、世界で推定1億8000万人の成人がこの症状を抱えているだろうことが判明したという。カラパイアの読者なら知っていると思うが、私パルモもその1人だ。
オーストラリア、カーティン大学のゲティネット・ヤヤ博士によるこの研究は、大人のADHDの広まりを客観的に示した初めてのものだという。
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Source: カラパイア