クモの糸を吐き出すカイコ。遺伝子編集でケブラーよりも6倍強固な繊維の作成に成功
カイコの遺伝子を編集し、クモの糸を吐き出させることに成功した。この繭から紡がれた糸は、防弾チョッキに使われるケブラーの6倍も丈夫であるそうだ。
『Matter』(2023年9月20日付)に掲載されたこの研究は、カイコによる完全なクモ糸タンパク質の生産に成功した初めての事例だ。
ただ丈夫なだけでなく、低コストで大量生産も可能であるという。石油から作られる合成繊維のような環境汚染もないため、環境に優しい代替繊維として商業化が期待されている。
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Source: カラパイア