太陽系誕生の秘密を握っている46億年前の隕石。超新星爆発の証拠が刻まれていた
2020年5月、アルジェリア南部で独特な緑色の結晶を含む多数の隕石が見つかり、「Erg Chech 002(EC 002)」と名付けられた。
Erg Chech 002は、およそ46億年前に形成された、太陽系でもっとも古いとされる隕石で、まるでタイムカプセルのように、太陽系が誕生した頃のガスと塵の雲の様子を今に伝えてくれるという。
このほどオーストラリア国立大学をはじめとする研究チームは、この隕石に含まれる同位体を分析し、その結果を『Nature Communications』(2023年8月29日付)で報告している。
それによると、太陽系の誕生も終わりに近づいた頃、超新星爆発によって形成された放射性物質が散りばめられただろうことが判明したそうだ。
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Source: カラパイア