「火星の自転が速くなってます」塵にまみれて眠りについた火星探査機インサイトからの置き土産
NASAの火星探査機インサイトは、電力の供給源だったソーラーパネルが火星の大量の塵に覆われたため、2022年12月、4年間にわたる火星探査ミッションを終え、眠りについた。
無念のリタイアとなったがインサイトだが、眠りについた後も、科学者たちには素敵なお土産をきちんと残してくれていた。
インサイトが残したデータを分析したところ、なぜだか火星の自転がほんの少しずつ速くなっていることがわかったのだ。
その原因は今のところ不明だ。だが可能性としては、火星の南極・北極にある氷の蓄積や、氷河期が終わった後の地殻変動などと関係しているかもしれない。
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Source: カラパイア