なぜ多くの人が危険な火山の近くに住んでいるのか?世界で5億人が活火山と共に暮らす理由
活火山の近くに住むのは、想像を絶する危険が伴うと考える人が多いのも無理はない。いつ噴火するかわからない活火山は、安全とは言えないからだ。
森林で覆われた丘の中腹をあっという間に生き物のいない荒廃地にしてしまい、溶岩が雪崩のように押し寄せ、大量の火山灰が生き物の肺をズタズタにする。火山は、人間の生活や財産を脅かす存在だ。
だが、現在世界中で5億人もの人たちが、活火山のすぐ足元で生活し、生計をたてている。
長年、多くの火山を研究してきた米リッチモンド大学の地質学准教授、デビッド・キッチン氏は、なぜ、人々はもっと危険の少ない場所に引っ越さないのだろうか?と疑問を抱くのは、愚直だと思うようになった。
彼らの動機はさまざまで、火山が経済的恩恵をもたらすこともあるようだ。
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Source: カラパイア