AIで作られた「ディープフェイク」映像を見た視聴者の半数が偽の記憶を植え付けられたことが判明
AIを利用し、画像や動画を合成して偽の映像や音声を作り出す「ディープフェイク」は、悪用されればさまざまな社会的混乱を引き起こすと懸念されている。
実際に、ディープフェイク映像には人の記憶を改竄する力があるようだ。
アイルランドの研究チームは、俳優の顔を入れ替えたフェイクディープのリメイク映画を作り、それを被験者に見せたところ、およそ半数の人が、過去にそれを観たと思い込んでいたという。
だが、この研究ではもう一つ意外なことが明らかになっている。ディープフェイクだから多くの人の記憶が改ざんされたわけではなかったのだ。
ただの説明文であっても、同じレベルで人の記憶は改ざんされたのだ。人に偽の記憶を植え付けるのに、ディープフェイクはいらなかったのである。
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Source: カラパイア