古代都市「マチュ・ピチュ」の使用人は遠方から連れてこられた異民族であることが遺伝子分析で判明
現在のペルーにあたる、アンデス山脈の尾根、標高2,430mに築かれた古代都市「マチュ・ピチュ」は、山すそから見ると遺跡の存在が確認できないことから、しばしば「空中都市」とも称されている。
15世紀にインカ帝国によって築かれたマチュ・ピチュは大勢の使用人(召使い)たちによって管理されていた。
そうした召使いたちのDNAを分析した最新の研究によると、彼らはインカの人間ではないことが判明したそうだ。
彼らの出身地はアンデスの高地やペルー沿岸部で、インカ帝国によって征服され、貴族の世話をさせるためにマチュ・ピチュにまで連れてこられたらしい。
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Source: カラパイア