イルカやクジラなどの海洋哺乳類が再び陸上で生きるように進化する可能性は極めて低いことが判明
イルカやクジラ、シャチといった海洋哺乳類たちは、もともとは陸上で暮らしていた。だが、彼らの祖先はいつしか水の環境に適応し、今では完全に水の中で暮らすように進化している。
ならばいつの日か、再び地上で暮らすように進化することもあるのだろうか?
フリブール大学(スイス)とヨーテボリ大学(スウェーデン)の研究チームによると、どうやらその可能性は「事実上ゼロ」であるそうだ。
彼らは、数千もの海洋哺乳類を比較しながら「進化の不可逆性」について調べている。
その結果、陸から水への適応には後戻りできない一線があり、イルカやクジラはそれを越えてしまっていることが判明したという。
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Source: カラパイア