謎に包まれていた2000年前のクシャーナ朝の未知の言語がついに解読される
1960年代、中央アジアで謎めいた未知の言語が刻まれた岩が発見された。今回、ドイツ、ケルン大学の研究チームが、この謎の言語の解読に成功し、これらの文字がシルクロードの交易商の間で使われていたことを明らかにした。
クシャーナ朝(クシャーン帝国)は、紀元1世紀から紀元3世紀にかけて、中央アジアからインド北部で栄えたイラン系の大帝国である。
クシャーナ教は、仏教、ゾロアスター教、ヒンドゥー教の影響を受けていて、これら宗教はすべて、シルクロード交易を通じて、クシャーナ文化に浸透した。
ケルン大学の言語学研究チームが、これまで未知の文字とされていた、古代クシャーナ文字の60%を解読したそうだ。
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Source: カラパイア