火星で生命の構成要素となる有機分子の興味深いシグナルを検出
生命の痕跡探しが続けられている火星だが、少なくとも有機物ならば広い範囲に存在するようだ。
このほど火星の赤道付近にある「ジェゼロ・クレーター」の2種類の岩石から、有機物のサインが発見された。
NASAの火星探査車「パーサヴィアランス(パーセバランス)」の分析によれば、それぞれの岩石に含まれる有機物は違う種類のものであるようだ。しかもそれらが水に関係するらしいこともわかっている。
生命に不可欠は有機物の発見は今回がはじめてではなく、2022年にも、パーサヴィアランスがジェゼロ・クレーターの「ワイルドキャット・リッジ」と呼ばれる場所の岩石から有機分子を検出している。
こうしたことから、火星には有機物が広く存在しており、それぞれ異なるプロセスによって形成されている可能性がうかがえるそうだ。
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Source: カラパイア