アカゲザルの両性愛的特性は一般的。種の存続に有利に働くとする研究結果
これまでも、動物の世界では、同性愛的行動が一般的に行われているとする研究結果をお伝えしていたが、最新の研究はアカゲザルを調査したものだ。
英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームが200頭以上のアカゲザルを3年間観察したところ、ほとんどのオスが両性愛的特性(バイセクシャル)を持っていることが判明したそうだ。しかもその一部は遺伝的なものだという。
子供を残すことができない同性愛は、進化論的には無駄なものに思える。それなのになぜアカゲザルのオスではこれほど一般的なのか?
『Nature Ecology & Evolution』(2023年7月10日付)に掲載された研究では、そこに進化上の理由がある可能性を明らかにしている。
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Source: カラパイア