インド洋に存在する巨大な「重力の穴」の謎。太古の海の亡霊かもしれない
インド洋には巨大な「穴」がある。穴といってもぽっかりと空洞が口を開けているわけではない。そこだけ重力が弱いのだ。
「インド洋低ジオイド地域(Indian Ocean geoid low)」と呼ばれる重力異常地帯が見つかったのは、今から70年も前のことだ。だが、その原因はこれまで謎に包まれていた。
『Geophysical Research Letters』(2023年5月5日付)に掲載された研究では、その謎に迫っている。
コンピューターモデルを駆使したその研究によると、その重力異常はどうも今から2億年以上前に存在した「テチス海」の亡霊かもしれないことがわかったという。
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Source: カラパイア