脳と腸をつなぐ神経回路にアクセスし、腸を操ることで脳に命令を出す実験がマウスで成功
アメリカ、マサチューセッツ工科大学の研究チームが、マウスの腸を操作することで脳に命令を出すことに成功したそうだ。
内臓は脳の命令にただしたがっているような印象がある。だが腸および腸内環境は「第二の脳」と言われるくらい雄弁で、脳から命令されるだけでなく、口答えすることもある。
実際に腸内細菌と脳が会話する様子が観察されたこともあるくらいだが、現実に両者のつながりを詳しく調べるのはかなり難しかった。
このほど研究チームは、オプトジェネティクス(光遺伝学)技術を活用した特殊なファイバー型デバイスを考案した。
このデバイスは、マウスの腸と脳をつなぐ神経回路を操作することができ、両者のつながりを解明する大きな突破口になるかもしれないそうだ。
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Source: カラパイア