巨大なダイヤモンドに変わりつつある星を発見!恒星の残骸が結晶化
宇宙のスケールでいえば、地球のご近所とも言える104光年先で、巨大なダイヤモンドへと変貌しつつある星が発見されたそうだ。
「HD 190412 C」と呼ばれるその星は、「白色矮星」という燃料を燃やし尽くして崩壊した恒星の残骸だ。
この星はもはや燃えておらず、どんどんと冷える一方だ。このときに内部の炭素原子が結晶化、つまり”ダイヤモンド”のような状態へと変化する。
じつのところ、誕生してから136億年しか経っていないこの宇宙に、完成したダイヤモンド星はまだ存在しない。ダイヤモンド化は1000兆年という気が遠くなるほどの時間がかかるプロセスだからだ。
それでも、白色矮星で実際にこうしたプロセスが進んでいる証拠が観測されたのは、今回が初めてであるそうだ。
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Source: カラパイア