ショッピングカートのセンサーが命を救う可能性。脳卒中のリスクがある買い物客を診断
イギリスでちょっと変わった実験が行われた。スーパーのショッピングカートの持ち手部分に心拍を測定するセンサーを設置し、「脳卒中」になるリスクがある人を診断したのだ。
心房が細かく動いてけいれんし、不整脈を起こす「心房細動」という心臓の病気がある。これになると脳卒中のリスクが5倍以上もあがるという。心臓に血栓ができやすく、それで血管がつまってしまうからだ。
2100人以上が参加した今回の研究では、これまで心房細動と診断されたことがなかった39人にこの心房細動が見つかったそうだ。
この研究は、将来的には日常生活を送りながらも、気軽に健康診断を受けられる可能性を示している。
https://static.mincure.com/karapaia/js/sp-articlepage.js
続きを読む
Source: カラパイア