世界最古の埋葬地をアフリカで発見。絶滅したヒト族「ホモ・ナレディ」が埋葬行為を始めた可能性
ホモ・ナレディ復元予想図 / image credit:Cicero Moraes (Arc-Team) et al. WIKI commons
死者を埋葬するという文化は我々人類に根付いているが、現生人類の祖先よりも10万年以上前に、埋葬を行っていたヒト族がいたことが判明した。
南アフリカの古生物学者たちが、世界最古と思われるヒト族の埋葬地を発見した。絶滅種のヒト族「ホモ・ナレディ」は、ホモ・サピエンスの遠い先祖ではあるが、脳はずっと小さく、複雑な行為はできないとこれまで考えられていた。
そんな彼らの遺骨が、明らかに意図的に埋葬されていたのだ。つまり、埋葬という象徴的な行為を最初に行ったのは、ホモ・サピエンスが最初ではなかった可能性があるということだ。
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Source: カラパイア