古代のスイカは気分が悪くなるほど苦かったのに、なぜ食用とされていたのか?
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知られているものとしては最も古い植物のゲノムを解読することに成功したそうだ。それは石器時代にサハラ砂漠の羊飼いが食べた「スイカ」だ。正確にはスイカの種に含まれていた遺伝子である。
6000年前の古代スイカのタネは、1990年代にリビアの洞窟遺跡「ウアン・ムフギアグ(Uan Muhuggiag)」で発見された。
『Molecular Biology and Evolution』(2022年7月30日付)に掲載された研究よると、洞窟内は空気が乾燥して、塩分も多いため、食事の際に地面に落ちたと思われるタネがうまい具合に保存されてくれたのだという。
現代のスイカは甘くて美味しいが、当時のものは苦くてとてもじゃないが食べらないそうだ。
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Source: カラパイア