宇宙初期に誕生した古代銀河で複雑な有機分子を発見
宇宙誕生からわずか15億年後に存在した古代銀河で、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は複雑な有機分子を発見した。今までで最も遠い距離での宇宙化合物の検出となる。
それは「SPT0418-47」と呼ばれる銀河から120億年以上かけて地球に届いた、「多環芳香族炭化水素 (PAH)」という複雑な分子の光だ。
宇宙初期の古代銀河にあったPAHは、そこで星々が活発に形成されていただろうことを示している。
また銀河の赤外線放射は、ブラックホールが物質を飲み込むときに放たれるものよりも、星の形成によって放たれるものの方が支配的であることもうかがえるそうだ。
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Source: カラパイア