オーストラリア最古となる1億700万年前の翼竜の化石を発見
1980年代に発見された化石は、オーストラリア最古の翼竜のものであることが判明したそうだ。しかもそのうち1つは、同国では初となるまだ子供の翼竜だ。
その2匹が生きていた1億700万年前の白亜紀、発掘地であるビクトリア州は極圏に位置しており、今とはまるで違う環境が広がっていた。
世界的に見ても、南極圏のような高緯度で翼竜の化石はほとんど見つかっていない。
だが今回の化石は、彼らが冬になれば長きにわたり暗闇に包まれる厳しい環境で、どうにか生きる術を見つけていたことを伝えている。
そんな翼竜のライフスタイルはどのようなものだったのだろうか? 確かな証拠は何もないが、渡り鳥のように暖かい地域に移動していた可能性も考えられるようだ。
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Source: カラパイア