不安を作り出す「不安遺伝子」を抑制する物質を特定。新たな治療法の道が開かれる
誰にでも不安はある。だがその不安や心配が過度になりすぎて日常生活に影響が出ていたら、それは「不安障害」かもしれない。
不安障害には様々な種類があるが、どれも共通して言えることは、精神的な不安から、心と体に様々な不快な変化が生じることだ。世界で最も一般的な精神疾患の一種とされているが、近い将来新たな治療法の道が開かれるかもしれない。
『Nature Communications』(2023年4月25日付)に掲載された研究によると、科学者たちはマウスの脳内に存在する「不安遺伝子」にブレーキをかける物質(マイクロRNA)を特定することに成功したという。
将来的には、不安障害に効果的な治療法が見つかるかもしれないと期待されている。
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Source: カラパイア