中国からアメリカと日本へ、氷河期時代の人類移動の証拠を発見
母から子へと受け継がれるミトコンドリアDNAを過去へたどったところ、 中国、アメリカ、そして日本の意外な関係が明らかになったそうだ。
新たな研究によると、中国北部の沿岸部で暮らしていた人々は、今から約2万年前の氷河期(最終氷期)のもっとも寒さが過酷だった時期と、退氷期の少なくとも2回、アメリカ大陸に移動したという。
さらに退氷期には同じ系統の別のグループが中国の北部沿岸から日本へと移動したという証拠も発見された。
『Cell Reports』(2023年5月9日付)で発表されたこの新事実は、アメリカ・中国・日本の旧石器時代に奇妙な類似性がある理由をも説明してくれるそうだ。
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Source: カラパイア