【サッカー】日韓戦は当面〝凍結〟へ　ＫＦＡ側「現在は日本と強化試合を行う計画自体がない状態」＝韓国報道

4/14(金) 19:56配信
東スポWEB

　サッカーの日韓戦はしばらくの間〝凍結〟されることになりそうだ。

　韓国メディア「デーリアン」は「韓国サッカー協会（KFA）は6月の韓日戦の可能性を一蹴した。最近は〝惨事〟が相次いでいたが、リベンジも当分の間は延期される見通しだ」と報じた。

　6月の国際Aマッチデー期間は日本と韓国ともに強豪との対戦を望んでいるが、マッチメークに苦慮している。そうした中で日本と韓国が対戦する可能性が韓国で取りざたされていたが、KFA関係者は「現在は日本と強化試合を行う計画自体がない状態だ」と明らかにして、親善試合で日韓戦は当面の間行わない方針を確認したという。

「ユルゲン・クリンスマン監督体制で先月2試合を行った男子サッカー代表チームは、6月の国際Aマッチ期間に国内で2試合を行い、9月に欧州など海外遠征を計画している」と同メディアは指摘した。

　日韓戦を行う場合は日本側もホームでの試合開催を主張するため、KFA関係者は「既存の計画を変えてまで日韓戦をする理由はない」と韓国としても直近の試合で日本での開催を飲んでいるため、次に日韓戦を行う場合は主催を譲るつもりはなく、妥協点は見いだせそうにない。

　韓国ではFW孫興民（ソン・フンミン＝トットナム）を招集して打倒日本を望む声も高まっているが、アジアカップやW杯予選など公式大会を除いて親善試合での日韓戦はしばらく実現することはなさそうだ。