ティラノサウルスには唇があったという新説が登場。歯を守るのに役立てていた可能性
白亜紀の王者、恐竜ティラノサウルスの口元からはナイフのような巨大な歯がギラリとのぞいているイメージがあるが、実際にはそうではなかった可能性が浮上してきた。
『Science』(2023年3月30日付)に掲載された研究では、ティラノサウルス科の恐竜の歯と顎を調べたところ、その口が薄い唇でしっかり閉じられていたというのだ。
それによるとティラノサウスの口は、外から鋭いキバが見える現在のワニより、むしろ歯がうろこ状の唇におおわれたオオトカゲに似ていたのだという。
なぜ唇があったのかって?どうやら唇で歯を乾燥から守っていたというのだ。
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Source: カラパイア