鹿の角の幹細胞を移植しマウスに角を生やすことに成功。再生医療の進展につながる可能性
古来より鹿の角は漢方として珍重されてきたが、今後は再生医療にとって重要なカギをにぎるようになるかもしれないという。
中国の研究チームによると、鹿の角は再生医療に必要な「前駆細胞(ぜんくさいぼう)」の供給源になる可能性があるのだそうだ。
前駆細胞とは、幹細胞から発生し体を構成する最終分化細胞へと分化することのできる細胞のことだ。
『Science』(2023年2月23日付)に掲載された研究によると、鹿の角の幹細胞をマウスの頭に移植してみたところ、マウスに角のような軟骨が形成されたと報告している。
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Source: カラパイア