3500年前の脳外科手術の失敗例か?青銅器時代の墓から穴を開けた痕跡のある頭蓋骨を発見
イスラエルの青銅器時代後期の墓から、中東でもっとも古いと思われる繊細な外科手術が施された珍しい頭蓋骨が発見された。
聖書に出てくる古代世界において重要な都市、メギドにある宮殿の居住区域で、ふたつの墓が発掘され、およそ3500年前に一緒に埋葬されたと思われる2人分の遺骨が発掘された。
アメリカとイスラエルの研究者が、これらの骨の分析を行ったところ、頭蓋骨に穴を開ける穿頭術(脳外科手術)の痕跡を発見。
どうやらこの手術は失敗だったようで、裕福なだけでは早死にを免れることはできなかった、ふたりの兄弟の悲しい人生の背景が明らかになってきた。
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Source: カラパイア