北極リスを研究することで宇宙飛行士が冬眠できるようになるかもしれない
今、NASAの科学チームは北極に生息するリス「ホッキョクジリス」を研究している。宇宙とはまったく関係なさそうなリスを、彼らはなぜ研究するのだろう?
その答えは、リスが「冬眠」するからだ。人間が寝たきりになれば、骨や筋肉が衰えてしまうが、冬眠するリスにはそれを防ぐ秘密が隠されているはずだ。
お隣の惑星である火星でさえ、地球からの片道は250日もかかる。その間、狭い宇宙船に閉じ込められるのでは、宇宙飛行士の健康に悪いし、食料や空気などの資源も無駄だ。
もしもその間ずっと眠っていられるのなら、そうした問題は一気に解決するかもしれない。だが本来冬眠などしない人間は、本当に安全に眠り続けることなどできるのだろうか?
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Source: カラパイア