驚異の再生能力を持ちバラバラになっても永遠を生きるヒドラ(水中生物)
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ギリシャ神話やローマ神話には、ヒドラ(ハイドラ)という蛇の姿をした怪物が登場する。レルナイアヒドラにちなんで名付けられたそれは多くの頭をもち、その息を吸うだけで人間が絶命するほどの猛毒があった。しかも不死という正真正銘の怪物だ。
じつは現実にもヒドラという生物がいる。世界中の淡水に住む、ヒドロ虫綱花クラゲ目ヒドラ科に分類される無脊椎動物で、体長1センチ程度の小さな生き物だ。
神話の蛇を連想させる触手を生やしているが、そこまで恐ろしい生き物ではない。だが不死という点では神話顔負けだ。切っても切っても元に戻る驚異の再生能力は、怪物と言っても差し支えないかもしれない。
百聞は一見にしかず。この動画を見て、その不思議な生態に迫ってみよう。
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Source: カラパイア