うつ病や双極性障害の発症リスクを血液検査で診断できるバイオマーカーが開発される
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世界的に見ると、4人に1人が一生のうちに1度はうつ状態、あるいはうつ病を発症しているという。これほど社会に蔓延する病気でありながら、今のところ客観的に気分障害を診断する方法はないそうだ。
うつ病はその症状のあらわれ方で、大きく2つに分類されており、大うつ病性障害(うつ病)、双極性障害(躁うつ病)がある。
うつ病の種類やその発症リスクが事前に診断できれば、的確な治療につなげることができる。
『Molecular Psychiatry』(4月8日付)に掲載された研究では、うつ病の生物学的な基礎に注目し、血液検査でうつ病を診断できるバイオマーカーを使うことで、患者それぞれにぴったりな治療をほどこす方法を提案している。
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Source: カラパイア