土星の衛星「タイタン」の最大の海の深さは少なくとも300メートル
NASA / John Glenn Research Center
土星の衛星タイタンは、太陽系の衛星の中では唯一、濃い大気(窒素)とメタン循環を持っている。また、地球以外の天体で、安定した液体の存在が明確に確認されている唯一の天体でもある。
タイタンには液体メタンの雨が降り、海などが存在することが確認されているが、北極には、「クラーケン海」という液体メタンやエタン、窒素でできたこの衛星最大の海がある。
米コーネル大学の研究グループがその深さを推定したところ、中心付近の一番深いところは計測不能で、少なくとも300メートル以上はあると推測された。
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Source: カラパイア