子供たちの体が毛に覆われる事態に。胃薬と育毛剤を取違える医療ミスでおおかみ男症候群を発症した事例(スペイン)
胃薬と育毛剤の取り違えで多毛症となった子供たち frolicsomepl/pixabay
昨年夏、スペインで幼い子ども17人が、胃薬として処方されたシロップ薬を服用した後、全身が毛に覆われるというという事態が起きた。
その原因は、医薬品製造会社の梱包段階で胃薬と脱毛治療薬を取り違えるというミスが発生したことによる。
子供たちは「おおかみ男症候群」(多毛症)を発症したとみられており、多くの市民の怒り、責任者への強い処罰が求められていた。
ところが、事件から1年以上経った今でも製薬会社から何の対応もなく、一部の子供たちは今でも多毛症に苦しんでいるという。スペインの地元メディア『EL ESPANOL』などが伝えている。
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Source: カラパイア