先史時代は女性も狩りをしていた。9000年前の女性ハンターの墓が発見され「男性が狩り」の定説が覆る可能性(ペルー)
9000年前の女性ハンター(狩人)の墓を発見/iStock
先史時代における狩猟採集民の男女の役割は「男性は狩りを行い、女性は採集をしつつ、集落で家事や子育てを担う」というのが定説だった。
だが実際はそうでもないようだ。最近の研究では、そうした性別の役割は今ほどはっきりしていなかった可能性が示唆されている。
南米ペルーで発見された約9000年前(後期旧石器時代から新石器時代)の若い女性の遺体は、狩猟の道具と一緒に埋葬されていた。これは、大きな獲物を追いかけるハンター(狩人)の集団の中に女性も混じっていたということを裏付けるという。
続きを読む
Source: カラパイア