人間の平熱が年々低下している。その理由は定かでない(米研究)
人間の平熱が下がっている/iStock
19世紀中頃、ドイツの医師カール・ヴンダーリッヒは2万5000人の患者の体温を測った末に、人間の平熱を明らかにした。
当時、炎症を起こした部位はほかの部分よりも熱くなること、ならびに人間の平均体温は36.9度であるというフランスの医師による研究があった。
ヴンダーリッヒはこれが本当なのか確かめるべく、30センチもある長い温度計を使って、無数の患者の体温を計測し、人間の平熱は37度であると突き止めた。1868年のことだ。
そして今、人間の平熱は年を追うごとに下がってきているという。
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Source: カラパイア