体内でお酒が造られてしまう男性、娘の便を移植し無事回復(ベルギー)
腸発酵症候群の男性が娘の便を移植して治癒/iStock
世の中にはお酒を飲まなくても、酔っ払ってしまう人が稀にいる。この不思議な症状は、「腸発酵症候群」、あるいは「自動醸造症候群」と呼ばれており、お腹の中で勝手にアルコールが作られてしまい、そのせいで酔っ払ってしまうのだ。
腸発酵症候群になると日常的に酔っ払うことになるので、生活に大きな支障をきたすようになる。ある男性もこの病に悩んでいた。
そこで娘から便をもらい、その中にいる糞便微生物を小腸の中に移植した。すると症状は治まり、34ヶ月経過後も、快適な日常を過ごしているという。
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Source: カラパイア